皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。
今回はお風呂(ユニットバス)のリフォームについてご紹介したいと思います。お風呂場での事故は増加傾向にあるため、防止対策としておすすめしたいのが、バリアフリーへのリフォームです。おすすめしたい理由などをご紹介しましょう。
特に大きな持病がない健康な人が入浴中に突然倒れ、亡くなるという死亡事故は、年々増加しています。2010年に厚生労働省が発表した統計によると、「家庭内の不慮の事故死」の中のおよそ30.5%が浴室内で溺死、または溺水によるという結果が出ています。死亡者の多くは65歳以上の高齢者です。
・段差での転倒事故 足腰が弱り、浴室の出入り口の段差が急だと感じる高齢者は多く、段差を意識せず歩行してつまずく事故です。 ・浴槽内の転倒事故 古い浴槽は深いものが多く、またぐ際に滑って転倒する事故も起きます。 ・床での転倒事故 水や石けんなどのぬめりが残る床で転倒する事故も多いです。 ・ヒートショックによる突発的な病気 ヒートショック(温度変化で急激に血圧が変動すること)で心筋梗塞や脳梗塞を起こす場合もあります。寒さで血管収縮と血圧上昇が起き、そのまま熱いお風呂に入り一気に血管が拡張して血圧が急低下することが原因です。
お風呂での事故や健康被害を予防するためには、お風呂場のバリアフリーリフォームがおすすめです。
・滑りにくい床材を タイル床は濡れると滑りやすく、冷たい床がヒートショックのリスクを高めることもあります。滑り止めがある、水はけが良い、断熱性が高い、衝撃を吸収するなどの特徴がある床材を選びましょう。 ・浴室の扉は引き戸か折り戸、段差は2センチ以下に 浴室の出入り口の扉が内開きだと万が一の時に外から救出しにくいため、引き戸や折れ戸で開閉しやすくしましょう。また、出入り口の段差をなくすことも大切です。2センチメートル以下の段差にしておくと転倒のリスクを減らすことができます。 ・手すりの設置 出入り口前、シャワー横、浴槽近くに設置すると転倒防止になり安全です。 ・浴槽の高さを適切に 高くても低くても転倒や落下のリスクがあるため、またぎやすい浴槽の高さ(30~40センチメートル)がおすすめです。 ・暖房機能がある浴室乾燥機を設置 便利なだけでなく、ヒートショック対策になります。
バランス釜やタイル床のお風呂を使っている方は、お風呂の事故防止になるユニットバスへリフォームしませんか?桶川工業では最新機能のお風呂をご用意しております。板橋区エリアにお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談ください。