弊社が担当する水まわりリフォームの中に、お風呂リフォームがあります。お風呂リフォームのベスト時期は大体10年から25年ほどで、弊社にもそのくらいの時期に相談にいらっしゃる方が多いです。
お風呂リフォームは時期も大切ですが「どのタイプのお風呂にするのか」ということも重要です。お風呂のタイプを事前に知っておけば、それぞれの家庭に合ったお風呂リフォームができます。
そこで今回は、お風呂のタイプについてご紹介したいと思います。
3つのお風呂タイプ
お風呂には主に3つのタイプがあります。「在来工法」と「ユニットバス」、「ハーフユニットバス」です。
在来工法からユニットバスへ、またユニットバスから在来工法へといったリフォームも可能です。どのタイプからどのタイプにリフォームするかによって、費用や工期に差があります。
個性が出せる「在来工法」
在来工法とは壁や床に防水加工を施し、モルタルとタイルを使いながら現場に直接浴室を作っていく、昔ながらのお風呂のタイプです。空間に合わせて作れるため、空間が特殊な形をしている家庭やオリジナリティのある浴室を作りたい人に向いています。
浴槽の高さや窓の大きさなどを調整したい人や、温泉旅館のような造作風呂が自宅に欲しいという方は、在来工法でお風呂を作るといいでしょう。
ただ在来工法は、ユニットバスに比べて防水機能が劣ります。そのためもともと在来工法でお風呂が作られていた場合、床の腐食具合によっては補強工事が必要になることがあります。使う材料や空間の作りによっては材料費が高額になるため、コストが高くなりがちで、工期も長めなのがデメリットです。
手軽にできる「ユニットバス」
ユニットバスはあらかじめ工場で作られた部品や浴槽を、現場で組み立てていくタイプのお風呂を言います。ユニットバスというと、トイレと浴室が一緒になっているものをイメージする人も多いかもしれませんが、実際は壁や天井、床がユニットになっているものを「ユニットバス」と呼びます。
ユニットバスは病院やホテルといった公共の施設で使われていることが多く、現在では一般家庭にも広く普及しています。在来工法のお風呂からユニットバスにリフォームする方も多いです。
防水性に優れており、水漏れしやすい部分の気密性を高くしてあるため、浴室そのものが比較的暖かいことが特徴です。また基本的に現場では組み立てを行うだけなので、工期が短く品質にも差が出ません。なるべく手軽にリフォームを済ませたい方や、日々の掃除を楽にしたいという人に向いています。
その一方でデザインがある程度決められているため、個性がなく、細かい注文には対応しにくいのが難点です。空間の形が変わっていると、設置できない場合もあります。
在来工法とユニットバスの特徴を併せ持つ「ハーフユニットバス」
ハーフユニットバスは在来工法とユニットバス、両方の性質を持っています。床と浴槽の立ち上がり、壁の下部など、在来工法では水漏れしやすい部分がユニットになっており、それ以外は在来工法で作るタイプのお風呂です。
特殊な形の空間でも取り入れられたり、自分好みの材料を選べたりと、ユニットバスに比べると自由度が高いです。ただバリエーションが少なく、材料によっては高額になる場合もあります。在来工法よりは手軽にオリジナリティを出したいという人向きです。
こうしたお風呂リフォームを考える場合、気になるのは「おすすめ業者」でしょう。
東京都板橋区の桶川工業株式会社では、主にユニットバスへのリフォームを行っております。リフォーム専門の担当がお客様のご要望をお聞きしながら、ご家庭に最適なお風呂リフォームをご提案いたします。お風呂のタイプを変更したいというご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。