給湯器の突然の故障を防ぐ、5つのチェックポイントとは?

快適なバスタイム

 

皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。

 

いよいよ寒さも厳しくなってきましたね! これだけ寒いと、あったかいお風呂が毎日の楽しみになって来ます。

 

でもこのお風呂も、給湯器があってこそ。 突然の故障などが発生したら、お風呂ばかりか洗面台での洗顔や食器洗いなど、日々の生活に大きな支障をきたしてしまいます。

 

給湯器は、およそ8年~10年を過ぎると、故障する確率が急に上がります。 もちろん、10年を過ぎても何のトラブルも発生せずに済んでいるご家庭もあります。 しかし、給湯器は細かい部品で構成された精密機械です。 火も扱う苛酷な環境下にある部品も多くあり、経年劣化は避けられません。

 

そこで今回は、給湯器の「突然の故障」を防ぐため、故障の前触れを知る方法をいくつかご紹介します!

 

■故障の前兆を知る、自分でできる5つのチェックポイント 給湯器からの異音

 

1.給湯器から異音がする 給湯器の中では水が流れ、燃料が点火され、お湯が沸き、お湯を給湯管に送るモーターが回っています。 つまり、給湯器は基本的に「音」が出る機械です。 たいていの音は正常運転で発生する音なのですが、以下のような音が出たら、業者を呼びましょう。

 

・低くうなるような音や、ピーという音 空気とガスのバランスが崩れていたり、ファンモーターに不具合が起きている音です。

 

・小さく爆発するような音 同時にガス臭いニオイがあれば、不完全燃焼を起こしている可能性が高いです。

 

・部品同士がぶつかっている音 給湯器も消耗品です。 7年目あたりを過ぎると部品が劣化するものが多くなり、このような音が出ることがあります。

 

給湯器からのお湯が温まらない

 

2.お風呂のお湯がぬるい 「給湯器は稼働しているのに、お湯がぬるい」という場合は、以下のことが考えられます。

 

・混合栓の故障 お湯を水と混ぜ、温度を調節する「混合栓」が劣化している可能性があります。 最近の混合栓は複雑な構造のため、修理ができない可能性が高いです。

 

・給湯器本体の故障 給湯器の故障や寿命で、お湯がぬるい可能性があります。 リモコンにエラー番号が表示されていたら、取扱説明書で確認してみましょう。 またガス栓に異常がないかどうかも、必ず確認しておきましょう。

 

3.排気口が黒くすすけている これは、不完全燃焼の症状です。 燃焼のたびに黒煙が出て近隣にご迷惑を掛けている可能性もありますので、早急に業者を呼びましょう。

 

追い炊きスイッチ

 

4.給湯温度が安定しない この症状は「冷水サンドイッチ現象」と呼ばれ、古い形式の給湯器によく見られる仕様なので、故障ではありません。 給湯器内に残っていた水が出ることが原因ですので、適温になるまでしばらくお湯を出し続ければ、温度が安定してきます。 なお、近年の給湯器では技術が進み、冷水サンドイッチ現象はほとんどの機種で解消されています。

 

ただし古い機種でも、お湯を出し続けていている途中で急に温度が低くなったり、不安定な状態が続いたりするようであれば、センサーの寿命も考えられます。

 

5.お風呂の追い炊きができない

空炊き防止機能、凍結防止機能の働きによるもので、追い炊きポンプ内の呼び水不足が原因ですので、問題ありません。 この場合、呼び水をしてあげれば復活します。

 

もし追い炊きが途中で止まってしまう場合は、釜内部の循環が悪くなっている可能性があります。 ポンプ内に湯垢などの汚れが堆積していたり異物があったりすると、追い炊きが途中で止まる仕組みになっているのです。

 

その場合はフィルターの掃除を試してみてください。 それでも追い炊きができない場合は、故障の可能性があります。

 

専門業者に点検依頼を

 

いかがでしたでしょうか。 セルフチェックで解決できなかったり、故障が疑われたりする場合は、可能な限り早急に、業者に点検を依頼しましょう。

 

ご注意していただきたいのは、調子の悪い給湯器を使い続けないこと。 特に一酸化炭素はニオイがなく、吸い込むと命に関わります。

 

点検次第では修理や交換が必要になる場合もあるかと思いますが、命のほうが大切です。 本格的な冬が訪れる前に、給湯器を万全の状態にしておきましょう!

 

 

なお当社では、給湯器の設置や交換のほか、点検やメンテナンスも得意としております。 板橋区近辺のお住まいの方で、給湯器での不安やお悩みがあれば、遠慮なく桶川工業までご相談ください!