皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。
冬が近づくと、ゆっくり温まりたくなるのが、お風呂です。 そのお風呂のお湯は、給湯器で沸かしますか? それとも浴室専用の風呂釜でしょうか?
現代の住宅では、キッチンや洗面室なども含め、家じゅうのお湯を供給する給湯器に集約することが主流になっていますが、実際に点検などでお客様のお住まいへお伺いすると、浴室専用の風呂釜を大切に使い続けていらっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、そのほとんどは製造年が古く、不調や故障も多くなってきています。 突然の故障で慌てて取り替えるよりも、予算も含めて計画を立てて、故障前に取り替える方が何かと安心ですよね。 そこで今回は、浴室専用の「風呂釜」について、その点検方法や交換時期について取り上げたいと思います。
風呂釜のチェックポイント
一般的に、風呂釜の寿命は10年~13年ほどと言われています。 それ以上になると、突然調子が悪くなる例が多くあります。 以下にその前兆の特徴をあげてみましたので、ぜひ確認してみてください。
1.点火操作時 ・操作つまみが硬くなった ・口火が1回でつかない ・点火時に大きな音がするようになった。
2.シャワーや追い焚き時 ・お湯の温度が突然ぬるくなったり熱くなったりする ・お風呂が沸くまでに時間がかかるようになった ・口火が消えたり、大きな音や異臭がしたりするようになった
3.風呂釜の外観 ・機器の一部が変色や水漏れをしている ・機器の下が常に濡れていたり、一部に穴が開いていたりする
故障をした際に、交換部品の在庫があれば修理で直すことができますが、10年以上経過している機種ではメンテナンス部品が手に入らない可能性があります。
これは給湯器にも同じことが言えますが、交換部品の在庫が入手できなかった場合、修理が困難となり取り替えが必要となります。
風呂釜や給湯器が10年以上過ぎて、上記であげたチェックポイントのような症状が出ている方は、交換時期に入っていると考えてよいでしょう。 早めに専門業社へご相談されることをオススメします。
風呂釜のリフォームには、「同じタイプの新製品に取り替える方法」「給湯器に集約してしまう方法」などがあります。
ただし浴室内に風呂釜がある「バランス釜」の場合は、ホールインワンタイプ(壁貫通型風呂釜)へ変更することもできます。
その場合、バランス釜があったスペース分を使い、浴槽をゆったりと広げることも可能です。
いかがでしたでしょうか。 どんなに古いタイプの風呂釜でも、リフォーム次第で快適な浴室が手に入ります。 浴室でのお悩みごと、お困りごとがあれば、水まわりを得意とする桶川工業へ、お気軽にご相談ください!