皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。
キッチンの水栓レバー(いわゆる水道の蛇口)に問題がある場合や、もっと使い勝手のよい水栓レバーに変えたい時、自分で交換(DIY)するべきか、業者に依頼すべきか、悩むところですね。それについて検討してみましょう。
■DIYと業者へ依頼する場合の比較
まずは両者のメリットとデメリットを比べてみましょう。
【DIYの場合】
メリット
・費用が安い
・自分に都合のよい時に工事ができる
デメリット
・自分の家に合う蛇口や必要工具を自分で調達しなければならない
・劣化具合によっては、高度な技術や専門知識が必要になる
・失敗すると、水漏れが起きる可能性がある
【業者に依頼の場合】
メリット
・工事を失敗するリスクがない
・すべて業者にお任せできる
デメリット
・工事費用がかかる
・業者の選定、打ち合わせなどに時間が取られる
DIYでも業者に頼む場合でもあらかじめ準備しておくことがあります。
1. 水栓レバーの選択
現状と同タイプへの交換なら、工事の手間は少なくて済みます。蛇口のタイプが変われば、別途の工事が必要になるかもしれません。それらを考慮して、欲しいタイプの製品を選びましょう。
2. 実物を見る
メーカーのショールームなどで実物を確認し、機能について質問があればプロに説明してもらっておきましょう。
3. 費用の確認
当然ですが、製品の値段を確認しましょう。
4. ツールの確保(DIYの場合)
必要工具をメーカーのホームページや製品説明書などでチェックして、揃えておきましょう。
5. 止水栓確認
交換作業時には、蛇口を外して、水があふれないように止水栓を閉めておかなければなりません。通常シンク下にありますが、住まい全体の元栓が別にある場合は、その場所を確認し、作業時に閉めても支障がないようにします。
6. 万が一の時のために業者を探しておく(DIYの場合)
準備万端にしていても、作業の途中に一人で解決できない状況に陥るかもしれません。頼れる業者を探してあれば慌てなくて済みます。
7. 賃貸の住居の場合の原状回復義務
通常の賃貸契約では、退去時に入居時と同じ状態に戻す義務が規定されています。退去時のトラブルを避けるために、いかなる原因による交換であっても、住宅設備の変更を管理会社や大家さんにまず連絡しましょう。
こうやって見ると、蛇口交換一つで結構な手間がかかりますね。機能や種類によって工事方法が違い、工具も必要です。
沢山の手間と水漏れリスクなどを考えれば、工費はかかりますが、業者に任せる方が得策だとは思いませんか?
「たかが蛇口交換」と考えず、水栓レバーの交換なら、専門業者に依頼されることをお勧めします。