リフォームローンとは? 金利・審査・住宅ローンとの違いを紹介!

リフォームローンとは? 金利・審査・住宅ローンとの違いを紹介!

 

皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。

 

 

年間で最もリフォームの件数が増える季節……それは春です。

 

年度が変わると何となく気分をリフレッシュしたくなりますし、気分も入れ替えたくなりますよね。 春がリフォームに適している理由はそれだけではありません。

 

まず、気候が落ち着いていること。 猛暑や厳寒になることがないので、職人さんも集中して作業を進められます。

 

また年間通して日照時間が長いので、その分、単純に作業時間が増えるのも春を選ぶ理由の1つです。

 

次に費用が安く済むこと。春はメーカーのカタログが改定される季節。高くて手が出せなかった各設備の価格が下がる場合がありますので、安く施工ができるのです。

 

また、4月になると各自治体の補助金も切り替わります。 すると、新しく利用できる補助金が増えるので、利用できるシーンもあるでしょう。

 

こうした理由があって、春はリフォームにうってつけなのですね。

 

 

■リフォームの費用って、どのくらいかかるの?

 

では、そもそもリフォームにかかる金額とは、どのくらいなのでしょうか。

 

もちろん会社によって設定している金額は違うので、はっきりとは書けません。 しかしお住まいの部分的なリフォームでだいたい100万円~200万円。全体的な施工だと500万円から1000万円かかってしまうこともあります。

 

「1000万円なんて、そんなのとても払えない」と思うことでしょう。

 

また、お住まいのなかにはトイレやお風呂などの水まわりなどが急に故障してしまう場合もあり、修理だけでも数十万円かかってしまう場合もございます。

 

「そんなの、急には用意できないよ」と思いますよね。

 

 

でも、ご安心ください。 そんな方のためにリフォームをするにあたってローンを組めます。

 

ではリフォームに使えるローンの仕組みについて、ご説明いたします。

 

 

■「リフォームローン」とは? 「リフォームローン」と「住宅ローン」の違い

 

リフォームに使えるローンは2種類。「リフォームローン」と「住宅ローン」です。

 

借入先はノンバンクから都市・地方銀行、財形住宅融資、住宅支援機構など、さまざまあり、それぞれのメリット・デメリットがあります。

 

住宅ローンと聞くと「え? 新居を買うときに使うローンじゃないの?」と感じることでしょう。 しかし実はリフォームの資金としても利用できます。

 

対して、それほど耳なじみのないのが「リフォームローン」。 その名の通り、リフォームをするとき限定で組めるローンで、便利なのですが知名度が低い印象です。

 

今回は、便利なリフォームローンを皆さんに知っていただこうと思います。

 

 

■住宅ローンとの違い

 

ではこの2種の違いは、どこにあるのでしょうか。

 

住宅ローンはすべて「担保型」。借り入れにあたって、必ず担保が必要になります。 一方、リフォームローンにも「担保型」はありますが、担保が不要な「無担保型」も選べるのです。

 

では「担保型」と「無担保型」はいったいどのように違うのでしょうか。簡単にまとめてみましょう。

 

 

 

担保型

 

・自宅などの担保が必要 ・500万円から5000万円と借入額が大きい ・固定で年1~2%と金利が安い ・審査期間が長く、通りにくい ・最長で30~35年かけてゆっくり返済できる

 

 

 

無担保型

 

・担保が要らない ・50~500万円と借入額が少ない ・年3~5%程度と金利が高い ・審査期間が短いうえ通りやすい ・最長でも10~15年と返済期間が短い

 

 

担保型である住宅ローンは家などを担保にする分、信用が生まれますので、借りられる金額が高くなります。 その分、金利は安く、ゆっくりと返済できるようになっているのです。

 

反対に無担保型のリフォームローンは、借りられる金額が少ないうえに金利が高いですが、審査に通りやすいのが特長です。

 

つまりリフォームローンの便利な点は、住宅ローンに比べて「お手軽」だということ。 少額をすぐに借りられるので、お住まいの部分的なリフォームなど「ちょっとしたリフォーム」をしたい時に大活躍します。

 

 

■リフォームローンを賢く返済するために 上手に返済していくためには資金計画を

 

リフォームローンの特徴が分かったところで、上手に返済していくために重要なことについて説明します。 借りた後のプランがままならなければ、返済もうまくいきません。

 

そこで、まず考えなければいけないのは「家族の資金計画」。

 

家族全体がこれから生活するうえで、いったいいくらのお金が必要になるのかについて、しっかりシミュレーションしましょう。

 

 

これから子どもが増える予定はあるのか。 養育費にはいくらかかるのか。 いつ親元を離れて独立するのか、などのお子さまのことや、

お住まいはどれくらい修繕しなければいけないのか。 引っ越す予定はあるのか 車などを買い替える予定は? など自身の生活のこと

思いつくすべての予定とかかる金額を書き出しましょう。できる限り具体的にすることが大切です。

 

家族の資金計画を立てることで、まとまった支出が必要な時期とだいたいの金額が把握できるので、 返済期間や月々の返済額などと照らし合わせて「どれほどのローンが組めるのか?」ということが詳細に分かります。

 

 

リフォームローンをうまく使えば、キャッシュがなくても、理想のお住まいを実現できます。 何かとお得にリフォームできる春だから、ローンをうまく活用して、理想の住まいを手に入れましょう。