ストップ!ザ・水道管破裂

大寒波到来

 

皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。

大寒波到来で、ご家庭の水道管破裂事故が多発しています。皆さん、給湯器の配管の凍結・破裂対策は万全でしょうか?

 

■外部設置の給湯器が危ない 外部設置の給湯器

 

この冬、東京都心部で、1970年以来48年ぶりに氷点下4度を記録しました。それに伴い、水道管破裂が多く発生しています。 これは、外部に設置された給湯器の配管内部の水分が、寒さで凍結・膨張して起きる現象です。北国などと違い、寒さに慣れていない地域だからこそ、備えが足りていないことが考えられます。 水道管破裂の経験がないご家庭でも、可能性はゼロではありません。以下を参考にぜひ予防に努めてください。

 

■水道管の破裂予防

水道管の破裂予防

 

水抜きなどの作業はいりません。給水管・給湯管の周囲を保温材で厚くくるみ、冷たい外気から管を守ります。水道管に保温材は必須です。外部においてある給湯器なら、なおさらです。 通常の給湯器の配管ならば、フォーム状の保温材が巻かれているはずです。もしも水道管が丸裸だったり、素材の劣化が見られたりする場合は、新しい保温材でカバーしましょう。

 

保温チューブのプラスで保温を完璧にする場合 保温チューブ

 

保温チューブとは、ポリエチレンフォームなどの素材でできているパイプ状のものです。吸水性、断熱性、柔軟性、耐薬品性に優れています。 保温材を付けた水道管の上からチューブで二重にします。チューブの太さはVP13、VP20、VP25、VP40などから合ったサイズの物を選んでください。 チューブをつけた後は、キャンバスと呼ばれるテープで巻くようにして固定します。継ぎ目部分だけをビニールテープで巻いて仕上げるワンタッチタイプのチューブも便利です。

 

凍結防止帯を使用する場合 凍結防止帯

 

凍結防止帯とは、配管に巻き付けるヒーターです。サーモスタット(温度制御装置)で電力を無駄なく効果的に使う安全設計になっています。 種類も豊富で、取り付けは簡単です。発熱体を結束バンドで配管に直接固定し、サーモスタットも配管に密着させます。その上から、保温テープ、保温材、保温チューブの順に巻き付け、コンセントにつなぎます。 ヒーターは水道管の太さ、長さに適した物を選び、詳細については取扱説明書を読むようにしてください。

 

桶川工業

 

給湯器の水道管の凍結・破裂は、お湯が使えない上、買い換えの必要もでてきますから、早めの対策が肝心です。 少しの手間と費用で、最悪の事態を避けましょう。また、水道管の保温対策についてご相談がある場合には、いつでもお気軽に桶川工業にご連絡ください。