プロが教える、トイレを新しく交換するタイミングとは?

 

皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。

 

住まいの故障・不具合で最も多いのが「水まわり」と言われています。 とりわけトイレにトラブルがあると、生活するうえでとても困りますよね。

 

そこで今回は、陶器製のトイレのトラブルや交換時期について取り上げたいと思います。

 

 

■そもそもトイレって、どんな素材でできているの? 皆さんのご家庭にあるトイレは、どんな素材でできていますか? フタや便座はプラスチック製とすぐに分かるかもしれませんが、その下の固くて重たそうな本体は、一体…?

 

実は現在の日本のトイレの素材は、大きく分けて2種類あります。

まずはパナソニックが2006年に発売した「アラウーノ」で搭載された「有機ガラス系素材」。 汚れが入り込みにくい特殊な形状でも、精密に量産できるのがメリットです。 しかし一方で、「不燃材ではない」ということもあり、防火区画や消防法などの関連で、設置できない場合があるのがデメリットです。

 


(写真=パナソニックの有機ガラス系素材のトイレ)

 

一方、日本で古くから使われ、多くのメーカーが採用している「陶器」です。 その製造方法は食器のお茶碗とほとんど同じで、粘土を成型して釉薬を吹き付けて焼成します。 他の焼き物と同様、製造過程で大きさが約13%収縮するので、緻密な設計力と経験が必要となります。

 


(写真=その他メーカーが製造する陶器製トイレ―TOTOの例)

 

 

■トイレの耐用年数は?

陶器製のトイレは昔から使われてきましたが、パナソニックによる有機ガラス系のトイレも発売してから10年を超えます。 長く使っていると汚れもいくつか出てきて、耐用年数や交換のタイミングも気になってきます。

 

そこでズバリ、プロの視点からの「トイレの耐用年数」を解説しましょう!

部品やパッキンの劣化 部品やパッキンの劣化

 

一番心配なのは、タンク内の部品や配管まわりのパッキンの傷み。 これが原因で水漏れが発生するのがほとんどで、その寿命は10年~20年です。

設置されている場所ならではの温熱環境や使用頻度などにも左右されますので、とても幅がありますが、設置年や定期的な点検で、「あと何年ぐらいは大丈夫」というのが分かります。

便器本体の傷み 便器本体の傷み

 

便器本体は劣化に強く、有機ガラス系新素材のトイレもとても頑丈なつくりです。 たとえば陶器では、大切に使っていれば100年以上持つと言われています。

 

しかし問題となるのは、劣化以外の外的な要因による「割れ」や「ヒビ」などです。 たとえば、「高い所の物を取ろうとして便器を踏み台にした」「物を落として割れた」などです。 トイレは基本的に、使用目的以外の使い方、外的な要因に対しての強度までは計算されていないため、こういったトラブルが発生してしまいます。

 

 

■便器にヒビや割れが発生したときの対処法とは? 便器にヒビや割れが発生したときの対処法

 

便器のヒビや割れがあると、そこから水漏れが発生する可能性があります。 そこでまずは、止水栓を閉めて水の給水を止めることが先決です。

 

次に、機器の中にある水を排出します。 タンクにヒビ割れがある場合は本体へ流します。 本体にヒビがある場合は、溜まった水を給油ポンプなど使って汲み上げます。

 

おおかた水を排出できたら、ヒビ割れをよく確認してみましょう。 小さなヒビであれば、テープで応急処置をしておきましょう。

 

いずれにしても、便器のヒビや割れは、プロでも完璧には補修できません。 今後の水漏れの可能性なども考えると、やはり交換を検討されたほうが良いでしょう。

 

 

■トイレの交換にも、メリットがたくさんあります

トイレを入れ替える際のおおよその費用は、工事費を含めて、タンクの交換で7万円前後、本体も含むと10万円前後になります。 突然の出費は大変痛いのですが、相応のメリットは確かにあります。

 

1.トイレがキレイになる toto3

 

これまで掃除をしきれず、目をつぶってきた細部の汚れ。 便器のフチの裏側や据え付け部分の裏側のボルト付近、便座のヒンジの部分など…。 これらが丸ごと一掃されて、新品になります!

 

 

2.トイレを広くゆったり使える toto_省スペース

 

最近のトイレは、コンパクトな設計になっています。 特にタンクレスタイプを選ぶと、これまで目線付近に圧迫感のあったタンクがなくなります。 またタンクがなくなった分、便器本体後退できるので、かなり広く感じることができます。

 

 

3.防汚性・清掃性が段違い 除菌水

 

技術の進歩はめざましく、10年前のトイレと現在販売されているトイレでは段違いです。 特に汚れへの対策は日進月歩で、汚れがつきにくいデザイン・コーティングは進化し、今では便器の黒ずみの原因となる菌を抑える「除菌水」も登場しています。

 

 

4.エコな設計で、水道代もお得に totoネオレストの場合の節水

 

15年前の便器では1回あたり13ℓ必要だった洗浄水量は、10年ほど前の節水トイレで5ℓ台に、そして今や3ℓ台になっています。 これも技術の進歩によるもので、少ない水量で確実に流せるようになったためです。 洗浄水量が少なくて済むということは、水道代も安く抑えられるということ。 TOTOの試算では、15年前の機種と比べて年間およそ15,000円お得になる計算です。

いかがでしたでしょうか。 突然の交換による出費はなるべく避けたいものですが、最新機種になることで、思わぬ快適な暮らしを手に入れることもできます。

 

もしトイレに不調があったり、少しでも問題を感じたりするときは、なるべく早めに桶川工業までご連絡ください。 迅速に駆け付け、水まわりのプロの目で、しっかりと点検・診断を行ないます。

 

また当社では、トイレを含むキッチン・浴室などの水まわりの点検・診断を3,000円で年2回行なえる、お得なパック「桶川工業メンバーズクラブ」もございます。 ぜひご活用ください!


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