浴室で夏カビを発生させないための4つのポイント

皆さんこんにちは。水まわりを中心にリフォーム工事を行なっている、板橋区の桶川工業です。

 

梅雨が明けているのに、相変わらずジメジメ、蒸し蒸しした日が続いていますね。

なぜ、こんなにも蒸すのでしょうか?

 

東京の湿度の観測データ(気象庁)を調べてみると、6月から9月にかけて、湿度は例年75%を越えています。

中でも7月~9月は、軒並み80%前後(!)、どうりで不快な日が続くわけです。

 

これだけ湿度が高いと、住まいで心配になるのはカビです。

カビはアレルギーを引き起こす可能性があり、近年増えている「夏型肺炎」(夏型過敏性肺炎)の原因にもなります。

 

カビは高温多湿の場所を好み、空気中の水分が多いほどカビは発生しやすくなります。

そこで、住まいの中で一番この条件にぴったりの「浴室」に注目。

梅雨どき以上に気をつけたい、「浴室でカビを発生させないための工夫」について、ご紹介したいと思います。

 

 

浴室にカビを発生させない、4つのポイント

 

 


1.換気をして湿度を下げる

 換気設定

お風呂を使った後は、窓を開けるようにしましょう。

全開にする必要はなく、空気の通り道を作ることが大切です。

換気扇を併用することで空気の流れを促すことができますので、換気扇のスイッチはONにしておきましょう。

 

また、24時間換気システムが備わっている場合は、止めずに常に稼働させておくことをオススメします。

コストも月に数十円~数百円程度ですので、お風呂を使っていないときでも稼働しておきましょう。

 

なお、いずれも浴室のドアは閉めて、湿気が室内に入らないようにしておきましょう。


2.バスタブにお湯を残さない

 バスタブ

浴槽のお湯を複数日に渡って使用される方もいらっしゃるかと思います。

節水の面ではとても有効ですが、カビ対策の観点からは残念ですがオススメできません。

 

入浴後、浴槽にお湯が残ったままだと浴室内の湿度が下がらず、カビが繁殖しやすい状態になります。

お風呂を使ったあと、速やかにバスタブのお湯を抜くことが、カビ対策になります。

 


3.冷たいシャワーで浴室を洗い流す

 冷水で流す

浴室の湿度は、水分が空気中に蒸発すること(湯気)で高くなります。

冷たいシャワーで浴室全体を洗い流すことで、この湯気を抑えることができます。

浴室内に大量に水分が付着していても、冷たければ湿度は高くなりにくくなります。

 

最後に、簡単で結構ですので、雑巾でサッと水分を拭き取れば完璧です。

大変かもしれませんが、習慣づけてしまえば、ラクになります!

 


4.汚れをためない

 排水口まで掃除

カビは繁殖する際に、エサとなる栄養分を必要とします。

皮脂や垢、髪の毛、石鹸・シャンプーの流し残り、ホコリなどは、カビの大好物です。

 

排水口や防水パンなども含め、常に浴室を清潔に保って、カビが育ちやすい環境から脱却しましょう!

 

 


それでも、カビがしつこく生えてしまう場合は…

 それでもカビが取れない!

カビ菌は根が深く、しぶといもの。冬でも頑固に生息しています。

そこで、「新しいユニットバスに変える」というのも、選択肢のひとつです。

 

というのも、ユニットバスはメーカー間での開発競争が激しく、バスタイムを快適にしてくれる便利な機能がどんどん付加されているほか、素材についてもカビを発生しにくくする抗菌仕様になっているなど、ひと昔前と比べて格段に進歩しているからです。

 

ユニットバスに変えたお客様からは、

「ここ5年ぐらい、浴室でカビを見ていません」

「カビが壁に生えても、水拭きでサッとひと拭きで済みます」

といった声もよく聞きます。

 

もちろん、使い方にもよると思いますので、ご参考いただければ幸いです。

ユニットバスも含め、水まわりのご相談は、板橋区の桶川工業までお気軽にお問い合わせください。

住まいのお悩みを、水まわりからとことん解決いたします!


 

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